今年の夏に沖縄本島やんばるに行った際に黒木の三線を購入しました。
我が家にはやんばる産のユシ木の三線が2つ有ります。黒木の三線が無いので是非とも欲しいと思っておりました。
三線の竿の材料は沢山の種類が有り、その最高峰は沖縄本島産の黒木です。しかし現実的に入手不可能とされていて八重山産の黒木が事実上の最高の材とされています。次いでフィリピン産のカミゲン、カマゴンとされています。国産のユシ木も人気の竿材です。
本部町の上原三味線店で、10丁近くのカミゲン材の三線を弾き比べしていると店主の上原さんが奥から沖縄本島産の黒木の三線を出してくれました。
(左端が沖縄本島産黒木、他はカミゲン)
(購入決定!)
爪弾いてみると何とも言えない心地良い響きと余韻が心を動かしました。
カミゲン材には無い凛として暖かい音色に打たれてしまいました。
まさか本当にこんなにも希少な三線に出会えるとは夢にも思っていませんでした。
右がやんばるユシ木(実入り)本革張り。【名護市・上原三線店】【革は那覇市・三味線乃店 親泊宗康】
左はやんばるユシ木 強化張り。【南風原町・みなみ三線店】
東京に戻り後日に三線のティーガーを交換しました。
ティーガー(三線の胴巻き)は巴紋に龍の総刺繍の高級なものがついていました。
革は分厚い一番革を八分張り、音量が違います。
革は分厚い一番革を八分張り、音量が違います。
しかし、やんばる産の三線にはやんばる産のティーガーを巻きたいと考えて交換する事にしました。
ついでに弦と糸掛も交換しました。
ついでに弦と糸掛も交換しました。
芭蕉布で出来たティーガーを見つけ一目惚れしました。
銀座わしたショップ本店で購入しました。
銀座わしたショップ本店で購入しました。
やんばる産黒木の三線に使われて芭蕉布ティーガーも喜んでいるでしょうと、この芭蕉布ティーガーの製作者さん(芭蕉布こもれび工房)にありがたいお言葉をいただきました。
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