カメラは決まった。EOS-90D
しかし水中ハウジングは何処のメーカーでも出していないのが分かった。
近い将来に何処かのメーカーが出すのも極めて難しいのではと思った。
もう一度カメラ選びに逆戻りか?と、思った時にFaceBookである方の記事が目に止まった。
Zillionでもハウジング製作に携わっていたNさんが再度自身のハウジングブランドであるPROMO FACTORYを再始動する!
 これはひょっとしてひょっとするのでは?と思い早速連絡を入れてみたのである。
Zillion製ハウジングのポートをそのまま使える様にハウジングを製作出来ないかと相談をしたところ、オーダーメイドで製作を引き受けてくれたのである!
これは願ってもない事で、今まで使用してきた7Dのハウジングに使っていたレンズポートとレンズギヤーが無駄にならないのである。
何よりも超深度レンズ TOTOME.GA が使用できるのが嬉しかった。しかも断然撮影し易くなる!
 カメラボディとバッテリー、チャージャーをPROMO FACTORYに送った。工場で3D計測してサイズ・形状を数値化して設計出来る様にPCに読み込ませるのだ。
 4月の初めに都内某所でNさんとハウジングの仕様の打ち合わせをした。2時間弱綿密にこちらの希望を組んで貰った。
1.Zillion製のポートフランジを使いギア位置も変わらず使用できる
2.エアロックバルブ(ハウジング内を負圧にして水没を防止する)
3.AF専用レバー
4.ピックアップファインダー
5.アングルファインダー
6.グリップの形状・大きさ・傾斜角度
7.ボールベースは3箇所
8.外部シンクロケーブルコネクターの形状
9.動画切り替えレバーの形状
10.塗装色の指定
11.ラニヤードの形状
これ以外にも細かな点を相談したと思う。
 この日に、一度カメラボディ・バッテリー・チャージャーを戻して貰った。GWに沖縄やんばるで陸撮に使用する予定があったからである。(後日、再びやんばるの撮影に行く前に陸撮用にもう一台90Dを購入)

 余りにも指定事項が多く間違いがない様に、特にスイッチボタンやレバー関係の必要・不必要箇所を、CANONの取説PDFの図面を利用して後日メールにて確認して頂いたのを下記に載せる。
カスタムファンクション機能でボタンの機能を他のボタンに割り当る事でハウジングのボタンの数を減らせるのである。


90d.f


90d.r1


90d.r2

 つづく